ロシアが交渉団団長の交代を口実に交渉を遅らせようとするおそれがある=ゼレンシキー大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国は米国がロシアに対して、交渉団のメンバー交代を口実に交渉を最初からやり直させるような事態を許さないことを期待していると発言した。

ゼレンシキー大統領がミュンヘンで記者団とのやり取りの際に、ロシア側との交渉における建設性をどこに見出すかという質問に対して発言した。

ゼレンシキー氏は、「私たちには政治部門があり、軍事部門もある。意外だったのは、ロシア側が自国のグループ(交渉団)のリーダーを解任したことだ(編集注:前回の三者交渉時のロシアの団長はコスチュコフ露軍参謀本部情報総局(GRU)局長だったが、次回は、ロシア首脳補佐官のメジンスキー氏となる)。私は、彼らが意思決定を遅らせたいのだと考えている。しかし、もしかしたら、私が少し悲観的に見ているのかもしれない。私たちは米国側に対し、チームが変わったからといってロシア側が交渉を遅らせたり、最初からやり直したりすることを許さず、継続していくことを期待している」と発言した。

また同氏は、軍事面においては、戦争が終結した場合に停戦監視団がどのように機能するかにつき合意する必要があると指摘した。

なお、次回のウクライナ、米国、ロシアの三者和平交渉は、17、18日にジュネーヴで開催される予定となっている。