ゼレンシキー宇大統領、クーパー英外相と迎撃用無人機生産等協議

写真・動画

ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、キーウを訪問した英国のクーパー外相と会談し、ウクライナで開発された迎撃用無人機を英国で生産することに関する合意の実現などについて協議した。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた

ゼレンシキー氏は、「今日、クーパー英外相が就任後初の訪問先としてウクライナを訪れた。最初の訪問をウクライナにしてくれたことに感謝している。本当に強力な支持のシグナルだ」と強調した。

ゼレンシキー氏はまた、複数の喫緊の課題について詳しく議論したとし、「有志連合」の枠組みにおける今後の行動や、「安全の保証」の策定、とりわけ、強力なウクライナ軍構築、今後の防衛支援、英国でのウクライナ製迎撃用無人機の生産に関する合意の実現、防空・長射程攻撃能力の強化について話し合ったと伝えた。

さらに同氏は、英国が同日発表した新たな対露制裁パッケージに感謝を述べ、ロシアの戦争機構を止めるためには、圧力を高め続けることが重要だと訴えた。

その他同氏は、英国がウクライナへの財政支援、特に冬季への備えとして、1億4200万ポンドを拠出したことにも感謝を表明した。