ゼレンシキー宇大統領、新しい軍記念墓地での兵士埋葬式に出席
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ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、新しい国立軍記念墓地の開設式典に出席した。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
同墓地は現在新たに開設されているもので、今回まだ人物が特定されていない兵士の埋葬式が行われた。
写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
式典に出席した、カルミコヴァ退役兵相は、「今日、私たちの亡くなった防衛者の内、身元不明の者たちの最初の名誉ある埋葬が行われた。今日ご覧になっているのは、国立軍記念墓地の第1列の開設だ。第1列の建設は今後も続き、第2列も建設されている。ここには、最大6000の場所がある」と発言した。
またカルミコヴァ氏は、この墓地の一部は、近親者を埋葬したいと望む人々のために確保されており、残りは、特定作業の続いている亡くなった軍人の埋葬のためのものだと伝えた。
その際同氏は、遺体が特定された場合に、誰がどこに埋葬されているかを正確に知るために、現在身元不明の遺体と棺には番号が振られており、記録簿に収められていると説明した。
これに先立ち、2023年12月8日、ウクライナ最高会議(国会)は、国立軍記念墓地の開設に関する法律を採択していた。