南アフリカ、アフリカ諸国首脳のウクライナ訪問を調整する準備あり
ウクライナのブルシロ大統領府副長官は26日、南アフリカ共和国のダンガー外務省国際関係協力局局長と会談した。
ウクライナ大統領府がテレグラム・チャンネルで発表した。
発表には、「今回の会談は、ロシアによる対ウクライナ戦争中の殺戮の停止、和平協定の作業期間中の停戦の確立、私たちの国家への安全の保証に関して、ウクライナと南アフリカの両大統領間で行われている定期的な対話の延長線上で行われた」と書かれている。
会談時、双方は、11月22〜23日にヨハネスブルグで開催されるG20首脳会議の準備、永続的な平和の達成、ロシアが拉致したウクライナ児童たちの帰還のプロセスにおいて、いわゆる「グローバル・サウス」諸国の主要国の1つである南アフリカの仲介的役割について話し合ったと報告されている。
さらに、「ウクライナ・アフリカ」対話プラットフォームの枠組みにおける、アフリカ諸国の首脳のウクライナ訪問の準備についても話し合われたという。南アフリカは、このプロセスで調整役を担う準備があるとのこと。
これに先立ち、23日、ゼレンシキー宇大統領は、南アのラマポーザ大統領と電話会談を行っていた。
写真:大統領府