ウクライナ領に関する交渉にはウクライナが関与せねばならない=スペイン外相

スペインのアルバレス外相は10日、ウクライナの未来に関する全ての交渉にウクライナが関与することの重要性を強調した。

アルバレス外相の発言をスカイニュースが報じた

アルバレス氏は、「誰もウクライナ領についてウクライナ政府抜きに決めるべきではない」と発言した。

また同氏は、今後の米露首脳会談にコメントする際に、「ウクライナの主権や欧州の安全保障の最終的な侵害ではなく、公正な平和について話すために」誰かが侵略国首脳のプーチン氏と同じテーブルの席に着くこと自体は「肯定的だ」と評価した

同氏は更に、「もし侵略戦争がロシアに報酬を払うことになれば、世界はより不安定になる。誰もがより弱い隣国の一部を奪う誘惑に駆られ得ることになるのだ」と指摘した。

写真:アルバレス西外相(X)