「ウクライナは戦後復興での日本のリーダーシップに期待」=訪日中のシビハ宇外相
大阪万博を訪れたウクライナのシビハ外相は5日、同国の戦後復興における日本のリーダーシップに期待していると発言した。
シビハ外相が万博におけるウクライナのナショナルデーの開会式でスピーチを行なった。ウクライナ外務省広報室が伝えた。
シビハ外相は、ウクライナは年内に公正で永続的な平和を達成するつもりがあるとし、力のみがロシアに平和を強制することができると強調した。
また同氏は、日本はウクライナが戦時下に戦略的性格のパートナーシップを結んだ3つの国の1つだと指摘した(編集注:2023年の岸田当時日本首相のキーウ訪問時に両国は二国間関係を「特別なグローバル・パートナーシップ」に格上げすることで同意していた)。同氏はさらに、ウクライナは地雷除去技術や、今年10月に東京で開催されるウクライナ地雷対策会議の開催における日本の支援を高く評価していると伝えた。
その他同氏は、「私たちは、ウクライナの復興における日本のリーダーシップに期待している。日本の技術はロシアが戦争をもたらした場所ですでに生活を復旧させている。ウクライナは、可能性の国であり、将来の欧州連合(EU)加盟国である」と強調した。
また、シビハ氏のスピーチは、在京ウクライナ大使館がXアカウントで全訳を掲載している。
写真:ウクライナ外務省