「私たちの人ではない、私たちの兵士ではない」=トランプ米大統領、露宇戦争から距離を取る発言
米国のトランプ大統領は21日、ロシア・ウクライナ戦争に関連する問題は米国には関係ないとの趣旨の発言を行った。
トランプ大統領がホワイトハウス大統領執務室でのラマポーザ南ア大統領との会談時に発言した。フォックスニュースが報じた。
トランプ氏は、「それは私たちの人々ではない、私たちの兵士ではない…。それはウクライナであり、それはロシアである」と発言した。
また同氏は、ゼレンシキー宇大統領が4月に南アフリカを訪問していた時に、自身がゼレンシキー氏に電話したと言及した。ゼレンシキー氏はその際、ロシアのキーウに対する攻撃を受けて、南ア滞在を短縮していた。
トランプ氏は、「私はゼレンシキー氏に電話したら、彼が南アフリカにいると言われた。私は、南アフリカで彼は一体何をしているのだと言った」と発言した。
その際ラマポーザ南ア大統領は、ゼレンシキー氏は南アと対話しているとし、平和を確保することについて話し合っていたと説明した。
なお、4月24日、ゼレンシキー大統領は、南アフリカを訪問し、ラマポーザ南ア大統領と会談していた。ラマポーザ大統領はその際、ロシアとウクライナ両国に対して、両国の和平交渉が生じるように、包括的で無条件の停戦を確保するよう呼びかけていた。
写真:ホワイトハウス