ヴァンス米副大統領との関係は前より肯定的=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、米国のヴァンス副大統領との関係は前よりも肯定的になっているとし、バチカンでのヴァンス氏とのやりとりは建設的で成果のあるものだったと指摘した。

ゼレンシキー大統領が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、記者からヴァンス米副大統領との現在の関係について質問されると、それは「これまでより肯定的だ」と答えた。

そして同氏は、「私は、ヴァンス副大統領とルビオ国務長官、それから彼らのチームの代表者と本当に有益で強力なやり取りがあった。それは、成果のある、非常に建設的なものだった。そのやりとりには、私たちにとっての非常に重要で肯定的な結果があると思う」と発言した。

また同氏は、両者はウクライナとロシアにいてや、戦争終結の共通の努力、米国の支援の内容、ロシア首脳プーチンが望んでいること、ウクライナが望むロシアの譲歩について話し合ったと伝えた。

そして同氏は、「私は、次の会談がどのような感情、どのような雰囲気で行われるかはわからない。しかしながら、私は、それは非常に有意義で、非常に重要な会談だったと確信している」と発言した。

これに先立ち、18日、ゼレンシキー大統領はバチカンで、米国のヴァンス副大統領とルビオ国務長官と会談していた