ウクライナとモスクワ郊外のテロを結びついているという証拠は全くない=EU報道官

欧州連合(EU)のスタノ報道官は25日、22日のモスクワ郊外で起きたテロとウクライナを結びつけようとするロシア政権の試みへの懸念を表明した。

スタノ報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

スタノ氏は、「私たちは、モスクワの政権代表者がその攻撃とウクライナの間の繋がりを探り出そうとしている兆候を懸念している。私たちは、これを完全に否定する。ウクライナがその攻撃と何らかの形で結びついているという兆候も証拠も一切ない」と強調した。

また同氏は、ロシア政権に対して、テロ攻撃をウクライナに対する侵略のエスカレーションや、ロシア国内の弾圧の強化のための口実として利用することのないよう呼びかけた。

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