ゼレンシキー宇大統領、公正な戦争終結を目指す「平和サミット」開催の準備開始を発表

ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、アムヘルト・スイス大統領との間で、スイスにて「グローバル平和サミット」を開催する準備を開始することで合意した。

ゼレンシキー大統領がアムヘルト大統領とのベルンでの会談後に行った記者会見時に発言した。ウクライナ大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー氏は、「私たちは今日の会談にて、昨日の『平和の公式』の補佐官フォーマットでの作業の成功に言及した。スイスは、その会合を前もって効果的に組織した。代表性も大きく拡大し、(アムヘルト)大統領が述べたように、80以上の国と国際機関が関わった。私たちはそれを評価している。そして、私は、私たちのチームがすでに明日からスイスにおいて首脳級の『グローバル平和サミット』開催の準備を始めるとの合意につき、(アムヘルト)大統領と彼女のチームに対して感謝している」と発言した。

同氏はまた、そのサミットはこれまでに達成したあらゆるものに必要なエネルギーを込めるもので、戦争の終結が公正でなければならないこと、国際法の力の復活が真に完全なものでなければならないことを定めるものでなければならないと強調した。

そして同氏は、「スイスはその点で私たちのパートナーだ。ありがとう」と伝えた。

アムヘルト大統領は、スイスは和平プロセスを支持していると発言し、「スイスはその『サミット』を組織する準備がある。私たちは、その平和確立プロセスを成功させるべく、その問題を深く関与していくことに合意しており、私たちのチームはすぐにそれに取り掛かる。私たちは、すでにその問題を担当する人物を任命している」と発言した。

さらにアムヘルト氏は、スイスは今後もウクライナの理想的かつ永続する平和を支持していくと細くした。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は15日、世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席するためにスイスへの訪問を開始していた。

また、14日には、ダボスにおいて、ウクライナ和平案「平和の公式」実現に向けて、首脳補佐官級の第4回会合が開催されていた

写真:大統領府