クレーバ宇外相、サウジ・ファイサル外相と電話会談 ガザ情勢とマルタ会談につき協議

ウクライナのクレーバ外相は26日、サウジアラビアのファイサル外相と電話会談を行い、中東情勢、ウクライナの和平案「平和の公式」首脳補佐官級会議、食料安全保障強化について協議を行った。

クレーバ外相がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した

クレーバ氏は、「私は、ファイサル・サウジアラビア外相と中東情勢につき協議した。私は、イスラエルとガザの民間人保護の重要性を強調した。私たちは、ガザからの外国国籍者の避難問題を協議した。私は、人道回廊開通の喫緊性を強調した」と伝えた。

また同氏は、ウクライナが提案する露宇戦争和平案「平和の公式」へのサウジアラビアの貢献に感謝しているとし、マルタで開催される次期会合(編集注:10月28、29日の首脳補佐官級会合)へのサウジアラビアの出席を待ち望んでいると書き込んだ。

さらに同氏は、「ウクライナからの穀物」次期サミットをはじめとする、食料安全保障の強化に向けた協力についても協議したと報告した。

なお、10月28、29日、マルタでウクライナの提案する和平案「平和の公式」の実現に向けた第3回国家安全保障・外政担当首脳補佐官級会合が開催される。同会合は、1回目はコペンハーゲンにて、2回目はジェッダで開催されていた。