米国、欧州4か国によるウクライナへの武器調達を歓迎

米国務省は5日、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンが共同で、またオランダが個別に表明した、ウクライナの防衛強化のために米国製の兵器と弾薬を購入する最初のパッケージに4か国合計で10億ドルを拠出する決定を肯定的に評価した。

ブルース国務報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ブルース報道官は、「今日、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンが、ウクライナのための5億ドル相当の米国製装備の追加パッケージに資金提供すると発表した。さらに、昨日は、オランダが、パトリオットミサイルを含む、5億ドル以上の米国製の兵器と弾薬の最初のパッケージのために、支払いを行うと表明した」と伝えた。

そして同氏は、合計で10億ドル以上のこれら米国製の、命を救う装備の供給は、ウクライナが重要インフラや民間人を守ることを可能にすると指摘した。

同氏はその上で、「これらのコミットメントは、トランプ大統領の、米国の防衛産業への数十億ドルの投資を促進し、米国民のための雇用を創出するというイニシアチブに合致するものであり、同時に、欧州が長期的に自らを守れるようにするものである」と強調した。

これに先立ち、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンは5日、ウクライナのための軍事支援に共同で5億ドルを拠出することを発表していた