誰もゼレンシキー宇大統領に和平合意を押し付けない=ケロッグ米特使
米国のウクライナ・ロシア問題担当特使は17日、誰もゼレンシキー宇大統領に和平合意を押し付けることはないと発言した。
ケロッグ特使がブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部にて記者団に対して発言した。ロイター通信が報じた。
ケロッグ氏は、誰も「主権国家で選出された首脳に」和平合意を押し付けることはないと発言した。
また同氏は、米国が将来のウクライナへ派遣される欧州の部隊に保証を提供するか否かという問題は後ほど検討されると発言した。
報道には、英国、スウェーデン、ドイツが明確かつ受け入れられるマンデートがあれば、ウクライナへの軍の派遣にはオープンだと表明したと書かれている。
また多くの関係者は、米国が安全の保証を提供する場合に限り、ウクライナへと軍を派遣する問題を検討すると強調したという。
ケロッグ氏は、米国は保証を提供するかと質問されると、「どのようなタイプの議論、そして安全の保証が最終決定される前には、当然、そのような協議は生じる。その質問への回答は、プロセスが最終的局面になった時に定められるものだ」と回答した。