ウクライナ閣僚、12月にはFPV無人機を5万機以上製造すると発表

ウクライナのカミシン戦略産業相は20日、ウクライナの製造業は12月に戦場で使われるFPV無人機(操縦者がリアルタイムで無人機の視点を確認しながら操縦できる無人機)を5万機以上製造すると発言した。

カミシン戦略産業相がテレグラム・チャンネルで伝えた

カミシン氏は、「昨日の総括記者会見で私の大統領は、ウクライナは来年100万機の無人機を製造すると約束した。そして、それはFPV無人機だけの話である。すでに12月、私たちは5万機以上のFPV無人機を製造している」と書き込んだ。

また同氏は、ウクライナのメーカーにはすでに来年、FPV無人機以外に1万機の中射程(数百キロ)攻撃型無人機と飛行距離1000キロの無人機1000機以上を製造する能力があると伝えた。

そして同氏は、全ての製造体制は準備ができているとし、2024年の契約が締結され始めているところだと報告した。

写真:フェドロウ副首相(フェイスブック)