レズニコウ宇国防相、現在の軍が必要としている人材につき説明

ウクライナのレズニコウ国防相は、現在ウクライナ軍は兵力全体の増加を求めているのではなく、具体的な専門職を必要としていると発言した。

レズニコウ国防相が「アメリカの声」へのインタビュー時に発言した

レズニコウ氏は、「動員の課題は、参謀本部が定める。つまり、彼らが各種戦闘行動実施の際の兵力と機材の数を評価するのである。彼らは損耗も評価する。参謀本部が、どの方面で、どの種の兵力あるいは部隊の交代が必要だとか、旅団を能力回復のために撤退させ、代わりに予備を配置すべきとかといったことを把握している。彼らがその状況を評価しているのである。私が知る限りでは、現在の動員面の必要は、具体的な専門家の捜索を通じて満たされている」と発言した。

また同氏は、必要な人員につき、「私たちはすでに、ウクライナ軍に十分な(兵員)数を動員した。動員は軍以外もだ(編集注:十分に動員した)。現在は具体的な専門家が必要だ。それは、無人機操縦士、特殊IT専門家、通信担当官、砲兵などだ。特に、私たちが北大西洋条約機構(NATO)基準の現代的軍事機材を受け取っている中、関連して、私たちにはそれらシステムを迅速に扱えるようになる専門家が必要なのだ。私たちは、効率的にそれを行なっている」と発言した。