米国防省、ウクライナ軍人の訓練を拡大へ

米国防省は、ウクライナ軍人が軍事支援により提供される、使用経験のない武器の使用訓練を拡大すると発表した。

25日、プライス米国務報道官による、ブリンケン米国務長官とオースティン米国防長官のキーウ(キエフ)訪問の総括にて発表された

プライス報道官は、「私たちの継続されている支援の一環で、オースティン大臣は、ウクライナ政府に対して、国防省が地域でウクライナ軍人に、供与されるある種の武器システムの使用訓練を拡大すると報告した。彼はまた、米国はその武器の輸送を加速させる努力をしているとし、発表後数日で到着すると強調した」と発言した。

またプライス氏は、米国は同盟国・パートナー国とともに、ウクライナへのさらなる重火器、弾薬、部品の供給を調整し続けると伝えた。

加えて、オースティン米国防長官はドイツに位置する米国のラムシュタイン空軍基地で26日に開かれるウクライナサポート会合の議題についても説明したという。

さらに、プライス氏は、キーウでの会合にて、ブリンケン氏が、バイデン米大統領がブリジット・ブリンク駐スロバキア米大使を次期駐ウクライナ米大使に指名することを伝えたと報告した。

これに先立ち、24、25日、ブリンケン米国務長官とオースティン米国防長官がキーウを訪問し、ゼレンシキー大統領と会談していた