ロシア軍、741点の無人機とミサイルでウクライナを攻撃

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、8日夜から9日朝にかけて自爆型などの無人機728機とミサイル13弾でウクライナを攻撃した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

空軍は、8日20時以降、ロシア軍は、以下741点の無人機とミサイルで攻撃を仕掛けたと伝えている。

・「シャヘド」型自爆型無人機及び自爆型に似せた各種模倣機計728機(露プリモルスコ=アフタルスク、クルスク、オリョール、ミレロヴォから発射)

・巡航ミサイル「Kh101/イスカンデルK」7弾(露サラトフ州エンゲリス、クルスク州から発射)

・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」6弾(露リペツク州から発射)

ロシア軍の攻撃の主な目標は西部ルーツィクだったという。

これに対して、718点はウクライナ防空戦力により撃墜されたか、消失したか、電子戦機器の影響により飛翔を停止したという。

・無人機296機撃墜、415機消失あるいは電子戦機器で飛翔停止

・「Kh101/イスカンデルK」7弾撃墜

同時に、着弾は4地点で確認され、撃墜された破片の落下は14地点で確認されているという。

また、ルーツィクのポリシチューク市長は、テレグラム・チャンネルにて、ルーツィク市はこれまでで最大の無人機・ミサイル攻撃を受けたと報告した

ポリシチューク市長は、「今日、私たちの町と共同体に対して、無人機とミサイルを使った敵の最大規模の攻撃があった。ガレージ協同組合の敷地内でガレージの炎上と損傷があり、またもう1つの企業の敷地で火災が生じた」と伝えた。他の被害については現在確認が行われているという。

同時に同氏は、「幸いなことに、この瞬間、敵の攻撃による死者の情報はない。神に感謝する!」と補足した。

写真:空軍