ロシア軍、ウクライナ南部の軍訓練場を弾道ミサイルで攻撃 死傷者あり
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は22日、南部ヘルソン州のウクライナ軍の訓練場を弾道ミサイル「イスカンデルM」で攻撃した。ウクライナ軍人の間で、死者が3名、負傷者が11名出たという。
ウクライナ陸軍がフェイスブック・アカウントで報告した。
陸軍は、「空襲警報発令時に適時実施された安全方策のおかげで、多数の人員の損失は免れた。しかし、残念ながら、死傷者は出ている。負傷者全員に医療機関での必要な専門的支援が緊急に施されている」と伝えた。
また陸軍は、状況改名のための委員会が設置された他、軍人の命を守るための追加的安全方策がとられていると報告した。
その後陸軍は、22日17時27分時点で、死者は3名、負傷者は11名だと伝えた。
また、ウクライナ陸軍のサランツェウ報道官が今回の被害について発言した。公共放送「ススピーリネ」が伝えた。
サランツェウ報道官は、攻撃の数分前に人員は分散し、シェルターへの移動が間に合ったと発言した。
サランツェウ氏は、「軍人はそこで生活しているわけではなく、一定の訓練課題の遂行のためにそこへと訪れているのだ。残念ながら、安全方策を怠った軍人が何人かおり、その大半が負傷した」と説明した。