ロシア軍、キーウに大規模なミサイル・無人機攻撃 18名負傷
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、17日から18日にかけての夜間、同国首都キーウをミサイルと無人機で大規模に攻撃した。
現在空襲警報は解除されている。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、負傷者が18名出たと報告している。
同報告による市内の被害状況以下のとおり。
・ソロムヤンシキー地区:集合住宅が2件損傷。5階建て集合住宅で火災。18名が負傷、内6名が病院へ搬送され、12名が現場で治療を受けた。別の場所では、攻撃により集合住宅の構造の破壊が生じた。
・ダルニツィキー地区:幼稚園が破損。
・ドニプロウシキー地区:産業地区で破損あり。暫定で犠牲者なし。
・ポジリシキー地区:2地点で開けた場所に無人機の破片が落下。犠牲者なし。
・スヴャトシンシキー地区:住宅が損傷。
また、クリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルで、同攻撃の際に米国民が死亡したと伝えた。その際、同氏は、「キーウのソロムヤンシキー地区への攻撃の際、医療班が被害者に支援を提供しているところの反対側にある建物で62歳の米国民が死亡。医療班は、臨床死、生物学的死を確認した」と報告した。
キーウ市軍行政府によれば、今回キーウの空襲警報は8時間59分続いたとのこと。