ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウを再び無人機で攻撃 負傷者14名
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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、12日未明に再び同国東部ハルキウを無人機で攻撃した。同日朝の時点で負傷者が14名確認されている。
国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルで伝えた。
報告には、「未明、敵はハルキウを無人機で攻撃。市内のサルチウシキー地区、スロビツィキー地区、シェウチェンキウシキー地区で火災が生じ、建物、店、自動車が炎上した。14名が負傷、内4名は児童だ」と書かれている。
12日未明の露軍攻撃によるハルキウの被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー
救助隊、警察、医療班、コミュニケーション担当者が現場で活動しているとし、消防隊員が消火活動と住民の避難支援を行っているという。
また、テレホウ・ハルキウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃につき「敵は、1時37分から3時8分にかけて、ハルキウを自爆型無人機で再び攻撃した。11件の着弾が確認。また『シャヘド』1機は幸いなことに爆発しなかった」と伝えた。
同氏は、住宅街、教育施設、幼稚園、インフラが攻撃を受けたとし、数十台の自動車が破損、学校や住宅の窓が割れたと報告している。