ウクライナ保安庁、ケルチ橋への3度目の攻撃を発表

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ウクライナ保安庁(SBU)は3日、被占領下ウクライナ領クリミアとロシア領の間に違法に建設されたケルチ橋に対して3度目の攻撃を実施したとし、海底の橋の支柱部分が激しく損傷したと発表した。

SBU広報室が伝えた

今回の作戦は数か月にわたって準備されたものだという。SBUのエージェントたちは、違法に建設された橋の支柱に爆発物を設置。6月3日4時44分に、最初の爆発物が作動。民間人に犠牲者は出ていないと報告されている。

橋の支柱の水中部分は海底でひどく損傷したという。この作戦にはTNT換算で1100キログラムの爆薬が使用されたという。

SBUは、「事実上、橋は緊急事態にある」と指摘している。

本作戦は、マリュクSBU長官が実施を監督し、計画を調整してきたと書かれている。

マリュク氏は、「神は三位一体を愛し、SBUは常に構想を最後までやり遂げ、決して同じことは行わない。これまでに、私たちは2022年と2023年にクリミア橋(編集注:ケルチ橋のこと)を2回攻撃した。今日、私たちはこの伝統を水中で引き継いだわけだ。ロシアのいかなる違法な建築物も、私たちの国の領土に居場所はない。そのため、クリミア橋は全くもって合法的な標的である。特に敵がこの橋を自軍への供給するための兵站動脈として利用していたことを考えればなおさらである。クリミアはウクライナであり、いかなる占領も私たちの厳しい対応を受けていく」と発言した。