ウクライナ防空、露軍発射の弾道ミサイル6弾と無人機128機撃墜

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、23日夜から24日朝にかけて弾道ミサイル14弾、自爆型などの無人機250機で同国に攻撃を仕掛けた。ウクライナの防空戦力は、弾道ミサイルを6弾、無人機を128機撃墜。また、無人機は、他117機が飛翔中に消失した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

報告には、「5月23日20時30分、ロシア軍はウクライナ弾道ミサイル『イスカンデルM/KN23』14弾で攻撃。発射地点は、タガンログ、エイスク、ブリャンスク及び一時的被占領下クリミアだった。この攻撃を受けたのは、キーウ、ドニプロペトロウシク州、オデーサ州、ザポリッジャ州だった」と報告されている。

また、敵は、自爆型無人機「シャヘド」及び自爆型に似せた模倣機計250機でも攻撃を仕掛けてきたとし、その発射は、ブリャンスク、ミレロヴォ、クルスク、オリョール、シャタロヴォ、プリモルスコ=アフタルスク、被占領下クリミアからだったと書かれている。

無人機攻撃の主要な標的はキーウだったという。

ウクライナ側は、24日8時30分の時点で、キーウに飛来した弾道ミサイル6弾と、東部、北部、南部、中部で無人機128機を撃墜。また、無人機は他117機も飛翔中に消失あるいは電子戦により飛翔を停止したと報告されている。

今回の攻撃により、キーウ市・キーウ州、ドニプロペトロウシク州、オデーサ州、ハルキウ州、ドネツィク州、ザポリッジャ州で被害が確認されているという。