ロシア軍、ウクライナ北部スーミ州で民間路線バスを攻撃 9名死亡

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、17日朝同国北部スーミ州ビロピッリャ近くで小型バス(マルシュルートゥカ)を自爆型無人機「ランツェト」で攻撃した。現時点までに、死者が9名、負傷者が7名出たことが判明している。

国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントで報告した

暫定情報で、死者は9名、負傷者は7名。救助隊は、特殊器具を使って、車両から遺体を引き出しているという。

ゼレンシキー宇大統領も、Xアカウントにて、同攻撃につき報告した

ゼレンシキー氏は、「ロシア軍の普通のマルシュルートゥカへの無人機攻撃の後、現在7名が病院にいる。人々は、火傷や骨折、脳震盪の被害を受けており、皆が必要な支援を受けている。残念ながら9名が亡くなった」と伝えた。同氏はまた、暫定情報では、この攻撃で一家全員(父、母、娘)が命を落としたとも報告し、遺族と近親者に哀悼の意を伝えた。

そして同氏は、「皆が民間人だ。ロシア人は、その攻撃をどのような輸送手段に対して加えているか理解していないはずがない。これは民間人の意図的な殺人だ」と強調した。

同氏は加えて、「昨日も、この戦争のどの日も、停戦の機会はあったのだ。ウクライナはそれを長らく提案している。完全かつ無条件の停戦、命を守るための停戦だ。ロシアは、せいぜいさらに人を殺すための機会を温存している」と指摘した。

その上で同氏は、「殺人を止めるために、ロシアに圧力をかけなければならない。強力な制裁なくして、ロシアへの強力な圧力なくして、彼らが真の外交を模索することはない」と訴えた。同氏はまた、「昨日イスタンブルで、皆がロシア代表団の弱さと準備のなさと重要な権限のなさを見た。それは、変わらなければいけない。戦争終結のための真の行動が必要だ。私たちは、米国、欧米、私たちの全てのパートナー国から、強力な対露制裁を待っている。外交が機能せねばならない」と強調した。同氏はそして、「言葉ではなく力で」助けてくれている人々全員に感謝を述べ、「平和が必要だ」と訴えた。

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Опубліковано Володимиром Зеленським Субота, 17 травня 2025 р.