ゼレンシキー宇大統領、プーチンとの協議が平和をもたらすことはないと確信

ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、プーチンとの協議が平和をもたらすとは思っていないとしつつ、他方で、プーチンに対して、彼の過ちと敗北を認めるための場所を提案することは可能だとの見方を示した。

ゼレンシキー大統領がフォーラム「ウクライナ 2014年」の総括として開いた記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「話を聞かない人物と話すことができるだろか? 反対者を殺す人物と話すことができるだろうか? これは法的問題であり、政治的問題である。私たちは、彼(プーチン)がこの戦争に負けたこと、それが大きな過ちだったこと、彼にとって小さな過ちでも、私たちにとっては悲劇だったこと、全民主的世界にとって悲劇だったこと、そのため、その問題には正義がなければいけないことにつき、彼が同意する場所は提案する」と発言した。

さらに同氏は、ウクライナはこの戦争に負けないと発言した。「最も困難だったのは2年前の24日だ。少なくとも、私たちには勝たないという代替はない。負けるという可能性はない。なぜなら、『ウクライナが負ける』とはどういうことなのだ? 負けるということは、私たちがいなくなるということ、私たちの存在が消えるということだ。そのため、命のための戦いが、そのように終わるということは、間違いなく私たちには適さない」と強調した。

同時に同氏は、ウクライナが負けるか否か、非常に困難となるかどうか、多くの損耗が出るかどうかは、パートナー国、西側世界に左右される問題だとの見方を示した。

そして同氏は、「私たちが強くなり、様々な武器があり、私たちはこの戦争に負けなければ、私たちは勝利する」と強調した。