ロシア軍、キーウ方面を連日自爆型無人機で攻撃

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、8月2、3日と2日連続でキーウ方面を自爆型無人機で攻撃した。

2日未明の攻撃につき、キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃の際に行政庁舎が損傷したが、犠牲者は出なかったと伝えた

発表には、「本日(2日)未明、敵は再びキーウを攻撃した。暫定情報で、市内ソロムヤンシキー地区にて破片の落下が確認された。9階から11階まで行政庁舎の前面が損傷した」と書かれている。

火災は発生せず、犠牲者も出なかったという。

ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、2日未明のロシア軍の自爆型無人機「シャヘド136/131」による攻撃の際に、ウクライナの防空戦力が23機の無人機を撃墜したと報告した

また、空軍は、ロシア軍無人機の大半はキーウ州とオデーサ州で撃墜されたとしつつ「残念ながら、敵が発射した無人機の一部がオデーサ州の港湾インフラに着弾した。攻撃の被害は地元行政府が報告する」と伝えた。

3日未明の攻撃について、キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、防空戦力はロシア軍の無人機を約15機撃墜したと伝えた

ポプコ市軍行政府長官は、「徘徊型弾薬『シャヘド』の8日連続のキーウへの攻撃だ。そして、昨日同様、またしても大規模な攻撃だった。防空戦力と装備は、キーウへ飛行しているところを発見し、約15機の空の標的を撃墜した」と伝えた。

同氏はまた、キーウ市内には犠牲者も破壊も出ていないと伝えた。

さらに同氏は、キーウ市内の未明の空襲警報は3時間続いたとし、またロシアの全面侵略が開始してから、キーウにおける820回目の警報だったと伝えた。同氏は、「これらの警報の1つ1つにつき敵は必ず報いを受ける! 勝利を信じてくれ!」と書き込んだ。

ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、3日8時時点の情報として、同日未明に自爆型無人機「シャヘド136・131」を全15機、また偵察用無人機を7機撃墜したと報告した