ウクライナ国防次官、宇東部の緊迫した戦況を報告

ウクライナのマリャル国防次官は16日、同国東部の戦況が緊迫しているとし、ハルキウ州のクプヤンシク方面にてロシア軍の攻撃が活発化しており、ウクライナ軍が防衛していると報告した。

マリャル国防次官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

マリャル氏は、「敵は2日間連続でハルキウ州のクプヤンシク方面で積極的に攻めている。私たちは防衛している。激しい戦いが繰り広げられており、双方の状況は1日間に複数回、ダイナミックに変化している」と書き込んだ。

その他同氏は、ドネツィク州のバフムート方面では、ウクライナ軍は徐々に前線をしており、バフムート市の南方近郊ではウクライナ側が毎日進軍していると伝えた。

同氏は、「(バフムート市の)北方沿岸では、私たちは、獲得した陣地を維持しようとしている。敵は攻撃を仕掛けている。バフムート市内では、私たちは敵を、敵は私たちを攻撃している」と書き込んだ。

さらに同氏は、ドネツィク州のアウジーウカ方面でマルインカ方面でも、敵が攻撃を仕掛けているとし、「私たちの防衛者は、それらを効果的に抑えている。状態の変化なく激しい戦いが続いている」と伝えた。

写真:ウクライナ軍参謀本部