ロシア軍、夜間にウクライナをミサイル・無人機で攻撃 中部で死傷者あり

ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は、9日未明に同国に対してミサイルと自爆型無人機による新たな攻撃を行った。中部ジトーミル州ではズヴャヘリ共同体での着弾により、民間人1名が死亡、複数名が負傷した。

ズヴャヘリ市議会がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「敵の新たなミサイル攻撃により、6月9日未明、私たちの共同体の民間セクターの住宅街に着弾があった。(中略)暫定情報では、6軒の建物が破壊、数十軒が損傷。残念ながら、1名が死亡。さらに負傷者も出ており、あらゆる必要な支援が提供されている」と書かれている。

また、ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、今回のロシア軍の攻撃の内、巡航ミサイル6弾中4弾とイラン製自爆型無人機16機中10機を撃墜したと報告した

発表には、8日22時から9日4時にかけて、ロシア占領軍がウクライナの軍事施設や重要インフラ施設に対して、巡航ミサイル「Kh101/Kh55」とイラン製自爆型無人機「シャヘド136/131」で攻撃をしたと書かれている。

発射されたのは、巡航ミサイル6弾(空中発射型)と自爆型無人機16機であり、その内、防空戦力は、巡航ミサイル4弾と自爆型無人機10機を撃墜したという。

また、8日20時頃に、敵は黒海会場から巡航ミサイル「カリブル」でチェルカーシ州の民間インフラを攻撃したとのこと。